奈良県と大阪府にまたがる金剛山(こんごうさん)は古名を高間山(たかまやま)といい、隣に連なる葛城山(かつらぎさん)とともに万葉の昔から知られる歌枕です。高根にたなびく白雲や、遥かに仰ぎ見る桜などが歌に詠まれてきました。『高間餅』の菓銘はこの山の名にちなんだようです。紅色の外良の生地で白餡を包み、茶巾しぼりの形にしたもので、神々しい峰の春の景色を思わせます。

すみれの可憐な姿と紫の色合いは春の訪れを実感させます。『新春の川沿』は、小判形の薯蕷饅頭に紫色のにおい（色差し）をつけ、すみれの焼き印を押した菓子です。のどかな春の川辺の情景が連想される意匠です。

『籬の緑』は、柴や竹などを粗く編んで作った垣に絡む、青々とした蔦（つた）の葉を表現したお菓子です。蔦の若葉の、光り輝く美しさから銘が付けられたと思われます。

甘くやさしいキャラメル味の羊羹にリキュール・ポワールウィリアムス風味の洋梨をかざったフルーツ羊羹です。

お持ち帰り　6,30€～7,30€/1個
喫茶　7,30€～8,30€/1個
生菓子ですので、なるべくお買い上げ当日にお召し上がり下さい。

*商品には、グルテン、そば、卵、魚、乳、大豆、セロリ、ごま、お酒、アーモンド、甲殻類 が含まれています。

（HP上の表示価格は全て税込みです。）